C o l u m n
お役立ち情報
2026年4月16日
松本市の四季を楽しむためのテラス設計入門
松本特有の「厳しい夏の日差し」と「冬の積雪」を考慮し、通年で活用できるテラスの構造と設計基準
家事動線や風向き、日照条件を論理的に分析し、暮らしの質を劇的に高めるための具体的な配置のコツ
信州の風土にマッチし、メンテナンスの手間を最小限に抑えつつ高級感を保つための素材選びのポイント
長野県松本市。北アルプスの山並みが美しく、澄んだ空気と四季の移ろいを肌で感じられるこの街での暮らしは、多くの人にとって憧れです。そんな松本の魅力を最大限に享受するためには、室内だけでなく「屋外」をいかに使いこなすかが重要になります。そこで注目したいのが「テラス設計」です。テラスは、室内と庭を繋ぐ「第二のリビング」であり、信州の爽やかな風を感じながらお茶を楽しんだり、家族でバーベキューをしたりするための最高の舞台となります。しかし、松本の気候は美しさの反面、強烈な紫外線や冬の厳しい寒さ、そして積雪という過酷な側面も持ち合わせています。単に見栄えが良いだけのテラスでは、結局使わなくなってしまうことも少なくありません。これから、松本の風土に寄り添い、何十年経っても「造って良かった」と思える「機能美溢れるテラス設計」の基礎を、熟練の視点から詳しく解説していきます。あなたの日常をより豊かに彩るための知恵を、一つずつ具体化していきましょう。
目次
1. 長野の自然と調和する空間の作り方
松本でのテラス設計における最大のテーマは、周囲の雄大な自然環境との「調和」です。敷地の外に広がる風景を、あたかも自分の庭の一部であるかのように取り込む工夫を施すことで、限られた面積のテラスでも、驚くほどの開放感と満足感を得ることができます。ここでは、信州の景観を活かすための空間構成について考えます。
「借景」の概念を取り入れたフレーミング
テラスに立った際、まず目に飛び込んでくる景色をデザインすること。これが「借景(しゃっけい)」の技法です。「見せたい山並みや樹木を額縁(フレーム)に収める」意識を持つことで、テラスの質は劇的に向上します。
- 柱の位置調整: テラス屋根やフェンスの支柱が、ちょうどアルプスの峰を隠してしまわないよう、現地で視線を慎重に確認して配置をミリ単位で調整します。
- レベル(高さ)の設定: 室内からの視線の高さを計算し、テラス床をあえて少し上げることで、道路を通る人や車を視界から消し、遠くの景色だけを際立たせることができます。
- 透過性素材の活用: 全てを壁で囲うのではなく、パンチングメタルや半透明のポリカパネルを使用し、光と気配を通すことで、自然との一体感を保ちます。
素材感による「質感」の連続性
建物と庭、そしてテラスがバラバラな素材で構成されていると、空間に落ち着きが生まれません。松本の自然素材や、それに近い質感を取り入れることが成功の鍵です。
五感に訴える「空気感」のデザイン
視覚だけでなく、聴覚や嗅覚にも意識を向けましょう。松本の清らかな風がテラスを通り抜ける際、近くに香りの良いハーブや、サラサラと音を立てる竹や笹が配置されていれば、そこは究極のリラクゼーション空間になります。「自然を制圧するのではなく、招き入れる」。そんな控えめでありながら計算し尽くされた設計こそが、長野の風土において最も贅沢で、飽きのこない空間を生むのです。季節ごとに異なる表情を見せる「生きているテラス」を、あなたと共に作り上げていきましょう。
こちらも読まれています:スタイル別に考えるテラス設計のデザインアイデア
2. テラス設計で失敗しないための動線確認
テラス設計において、最も多い失敗は「造ったけれど、外に出るのが面倒になってしまった」というものです。これは、生活動線(人の動き)を無視して配置を決めてしまったことが主な原因です。テラスは単独で存在するのではなく、室内の各部屋やキッチン、さらには駐車場からの繋がりがあって初めてその価値を発揮します。
「お部屋の一部」として機能させる動線計画
理想的なテラスは、窓を開けた瞬間に「一歩」で辿り着ける距離にあります。「リビングからのフラットな繋がり」が、テラスを活用する頻度を劇的に高めます。
- キッチンの近くに配置: 朝食をテラスで食べたり、BBQの準備をしたりする際、キッチンからの動線が短いとストレスがありません。勝手口や掃き出し窓との位置関係が重要です。
- サンダルへの履き替えスペース: 出入り口にゆとりを持たせ、スムーズに脱ぎ履きができるスペースを確保します。段差を最小限に抑えることもポイントです。
- 回遊性の確保: テラスから庭へ降りる階段、駐車場へ向かう通路など、行き止まりを作らない「通り抜けられる動線」があると、庭全体の活用度が増します。
ライフスタイルに合わせた有効幅の検証
動線を考える際、見逃せないのが「人が通るための幅」と「家具を置いた時の余白」です。家具に邪魔されて通りにくいテラスは、次第に足が遠のいてしまいます。
家事の「負担」を「癒し」に変える工夫
面白いことに、機能的な動線を突き詰めると、副産物として「美しい景観」が生まれます。無駄な動きを排除したテラスは、それだけでスッキリと整って見えるからです。「日常の家事のついでに、外の空気を吸える」。そんな設計が、松本での多忙な毎日の中に、ほんの少しの心の余裕を生み出してくれます。図面上だけで判断せず、実際にその場所を歩いている自分を想像しながら、納得のいく動線を一緒に作り上げていきましょう。日々の小さな積み重ねが、大きな満足度へと繋がっていくはずです。
3. 松本平の風向きを考えた配置のコツ
松本市で快適なテラスライフを送るために、決して無視できないのが「風」の存在です。松本平は周囲を高い山々に囲まれているため、特有の風の流れがあります。冬の冷たい北風を防ぎつつ、夏の爽やかな南風をいかに取り込むか。風を論理的にマネジメントする配置計画が、テラスの「居心地」を左右します。
「卓越風」を理解した防風と採風のバランス
松本平では、冬から春にかけては北〜北西からの強い風が吹き下ろし、夏場は南〜南東からの穏やかな風が吹く傾向にあります。「不快な風を遮り、心地よい風を招き入れる」ことが、テラス設計の醍醐味です。
- ウィンドシェルフ(防風壁)の設置: 冬の冷たい北風が直接当たる場所に、フェンスや目隠しパネルを配置します。これにより、テラス内の地温低下を防ぎ、早春や晩秋でも活用できる期間が延びます。
- ベンチレーション(風抜け)の確保: フェンスを設置する際も、完全に密閉せず、スリット(隙間)を空けることで、風を適度に逃がします。これにより、夏場の熱気溜まりを防ぐことができます。
- 建物の形状を活かす: 建物がL字型やコの字型になっている場合、その「入り隅」にテラスを設けることで、建物自体が巨大な防風壁となり、穏やかなプライベート空間を確保できます。
風向きによる「乾燥」と「湿気」のコントロール
風はテラスのコンディションにも大きな影響を与えます。信州の気候に合わせた、維持管理に役立つ配置のポイントをまとめました。
風の「音」を楽しむ心の余裕
松本での暮らしは、風と共にあります。テラスの近くに風に揺れて美しい音を立てる「シラカバ」や、繊細な葉を持つ「アオダモ」を植えることで、「風を視覚と聴覚で楽しむ」演出が可能になります。風の強い松本だからこそ、それを遮断するだけでなく、上手になだめ、味方につける設計を目指しましょう。計算された配置が、四季折々の心地よい「風色」をあなたのテラスへ運んできてくれるはずです。
4. 夏の日差しを遮るシェードの活用法
松本の夏は、空気が澄んでいる分、太陽の光が驚くほど強力です。直射日光を浴び続けるテラスは、時に火傷をしそうなほど高温になり、室内へも熱を伝えてしまいます。快適なテラス空間を創り出す上で、「日陰の質」を追求することは、省エネ性能と快適性を両立させるための不可欠なプロセスです。
「可動式シェード」による柔軟な日照管理
固定式の屋根も便利ですが、松本の冬の暖かい日差しを考慮すると、必要な時だけ広げられる「可動式」のシェードやオーニングが非常に合理的です。これにより、季節に応じたきめ細やかな環境調整が可能になります。
- オーニングのメリット: 建物の外壁に設置し、カフェのような洗練された外観を演出。強い西日を窓の外でカットするため、エアコンの負荷を劇的に減らします。
- タープ(布幕)の活用: 柱を立てて布を張るスタイル。キャンプのようなワクワク感があり、取り外しも容易なため、雪の季節には片付けておくことができます。
- 熱線遮断素材の選定: シェードの生地には、紫外線をカットしつつ熱を通しにくい特殊な糸を使用したものを選びましょう。体感温度が数度変わります。
日差しを「デザイン」する3つのステップ
効率的に日陰を作り出し、かつテラスを美しく見せるためのポイントを整理しました。
夏を涼しく過ごすシェード導入の極意
- ●
設置場所の特定:午後から夕方にかけての「西日」の軌道を把握し、最も熱を受けやすい面にシェードがくるよう配置する。 - ●
色の心理効果:涼しげなブルーやグレー、清潔感のあるアイボリーなど、周辺景観に馴染みつつ視覚的な清涼感を与える色を選ぶ。 - ●
風対策の徹底:松本は突発的な強風が吹くため、センサーで自動収納されるタイプや、強固な金具で固定できるものを選定する。
木漏れ日のような「自然な遮光」の融合
人工的なシェードだけでなく、落葉樹の「緑のカーテン」を組み合わせるのがエムズ・ファクトリー流です。大きな樹木の枝葉を通ってきた光は、「蒸散作用による冷却効果」を伴い、人工物だけでは決して出せない、ひんやりとした柔らかな日陰を提供してくれます。夏は深い緑に癒され、冬は葉を落とした枝の間から暖かい太陽を招く。松本の四季の変化に抗うのではなく、シェードと植物のハイブリッド設計で「自然の理(ことわり)」に沿った快適さを手に入れましょう。
5. テラス設計に取り入れたい耐久性の高い素材
テラスは一年中、雨、雪、紫外線にさらされる過酷な場所です。特に松本市のように、冬の最低気温がマイナス10度を下回り、夏は強烈な直射日光が照りつける地域では、素材選びの妥協は数年後の「後悔」に直結します。デザインの美しさを長期にわたって維持しつつ、メンテナンスの手間を最小限に抑えるための、プロが厳選する高耐久素材を紹介します。
「凍害」に強いセラミックタイルの魅力
タイルテラスは、掃除がしやすく高級感があるため松本でも非常に人気ですが、必ず「耐凍害性」のある磁器質タイルを選ばなければなりません。安価なタイルは、冬場に内部の水分が凍って膨張し、表面が剥がれたり割れたりする恐れがあるからです。
- 滑り止め加工(グリップ): 雨の日や雪解け時も安全に歩けるよう、表面がザラついたグリップ力の高いものを選定します。
- 大型タイルのトレンド: 600角(60cm四方)以上の大判タイルは、目地が少なく、空間を広く贅沢に見せる効果があります。
- 汚れの付きにくさ: 吸水率が極めて低いセラミックタイルは、泥汚れや油汚れも水洗いでサッと落ちるため、BBQを楽しむテラスには最適です。
腐食の心配がない「人工木」と「アルミ」の活用
ウッドデッキのような温かみを持ちつつ、天然木の弱点である腐食を克服した素材が現代の主流です。
将来を見据えた「サステナブルな選択」
目先の安さで低品質な木材やプラスチックを選ぶと、5年後には撤去と再工事でかえって高くつきます。「初期費用 + 30年間のメンテナンス費」をトータルで考え、コンクリート、アルミ、石といった「時間が経っても劣化しにくい素材」をベースに据えることが、真の贅沢と言えるでしょう。松本の厳しい四季を共に過ごすパートナーとして、信頼できる素材を一つひとつ吟味して選ぶこと。その地道なプロセスが、あなたの住まいに一生モノの価値を与えてくれるはずです。素材が持つ「美しき強さ」を、ぜひあなたのテラスで実感してください。
6. 長野の冬に備えた積雪対策の基礎知識
松本市でのテラス設計において、最も重要な課題の一つが「雪」への対応です。信州の冬は、さらさらとした粉雪だけでなく、春先に降る湿った重い雪もテラスにのしかかります。積雪を考慮しない一般的な設計では、屋根の歪みや床板の腐食、さらには家屋本体への浸水といった深刻なトラブルを招きかねません。雪国の過酷な環境を逆手に取り、冬でも安心して眺められる強固なテラスを作るための必須知識を整理しましょう。
「耐積雪強度」の正しい選び方
テラス屋根を設置する場合、カタログに記載されている「耐積雪量」の数値を必ず確認してください。松本市街地であれば、一晩の豪雪や屋根からの落雪リスクを考慮し、「積雪50cm〜100cm対応」のスペックを基準にするのがプロの推奨です。
- 屋根の傾斜(勾配): 雪が自然に滑り落ちやすいよう、通常よりも急な勾配を設定します。これにより、屋根材への負担を大幅に軽減できます。
- 補強支柱の検討: 広い間口のテラスでは、冬場だけ取り外し可能な「補助柱」を併用することで、デザイン性と耐荷重性能を両立させることが可能です。
- 落雪の軌道計算: 住宅本体の屋根から落ちてくる雪がテラスを直撃しないよう、配置をずらすか、あるいは雪止めを強化する対策をセットで行います。
雪解け水をコントロールする排水設計
雪そのものと同じくらい厄介なのが、日中に溶け出した水です。これがテラスに溜まると、夜間に凍結して素材を破壊する「凍上(とうじょう)」の原因になります。
「冬の視点」があるテラスは一生モノ
松本でのテラス設計は、夏を楽しむための工夫と、冬を耐え抜くための工夫が表裏一体となっています。「除雪のしやすさ」までをデザインに組み込み、スノーダンプがスムーズに通る通路幅を確保しておくといった細かな配慮が、冬のストレスを劇的に軽減してくれます。厳しい冬を越えるたびに、その堅牢さと使い勝手の良さを実感できるテラス。これこそが、信州の暮らしにおいて本当に価値のある外構の姿なのです。
7. 家族でBBQを楽しむための広さの目安
テラスを造る最大の動機として多く挙げられるのが、家族や友人とのバーベキュー(BBQ)です。しかし、いざ完成してみると「コンロを置いたら歩くスペースがなくなった」「煙がこもって暑い」といった後悔の声も耳にします。BBQを安全かつ快適に楽しむためには、単なる面積の確保だけでなく、火気の使用を前提とした「機能的レイアウト」が必要です。
人数と活動範囲から算出する「必要面積」
テラスの広さを決める際、椅子に座った状態だけでなく、「コンロを操作する人の動線」や「配膳スペース」を考慮しなければなりません。大人4人がゆったり過ごすためには、最低でも6畳(約10平米)程度の空間が目安となります。
- ダイニングゾーン(約4.5畳): テーブル(120cm×80cm)と4脚の椅子を置き、さらに後ろを人が通れるスペースを確保します。
- クッキングゾーン(約1.5畳): コンロを壁や家本体から1m以上離して配置します。これは熱による外壁の変色や、火災リスクを避けるための安全距離です。
- 拡張性の確保: テラスの一部を階段状に広げたり、芝生とフラットに繋げたりすることで、大人数の来客時にも柔軟に対応できるようになります。
火気使用を支える安全設計と素材
BBQを楽しむテラスには、油汚れや火の粉に強い仕様が求められます。以下のポイントを設計に盛り込みましょう。
煙と風向きのシミュレーション
松本市は住宅同士の距離が近い場所も多いため、「近隣への煙の配慮」はマナーとして欠かせません。卓越風の向きを確認し、煙が滞留しないよう開放的な位置にコンロを置くか、排気を促すハイサイドフェンスを設けるなどの工夫が必要です。また、テラスの一部に「作り付けのベンチ」を設けておけば、椅子の出し入れの手間が省け、普段は読書やお昼寝の場所としても活用できます。家族の笑顔が弾ける、最高のアウトドアダイニングを完成させましょう。
併せて読みたい記事:テラス設計で快適な屋外空間を作る基本ポイント
8. 夜のテラス設計を彩るライティング術
テラスの真の魅力は、日が落ちた後にあります。松本の澄み切った夜空の下、ライトアップされたテラスは、日常の喧騒を忘れさせてくれる至福のプライベートラウンジへと変貌します。モダンなテラス設計におけるライティングは、単に「明るくする」ことではなく、「光と影で空間を立体的に演出する」ことに本質があります。
光源を見せない「間接照明」の極意
高級感を演出する最大のコツは、電球そのものを直接見せないことです。反射光を利用することで、空間全体が柔らかい光に包まれます。
- バーライトの埋め込み: テラス屋根の梁や、ベンチの足元にライン状のLEDを仕込みます。素材の質感が浮かび上がり、浮遊感のあるモダンな印象になります。
- アップライティング: テラスの隅に植えたシンボルツリーを足元から照らします。枝葉が風に揺れる影がテラス床や壁面に映し出され、動きのあるアートを生み出します。
- ウォール照明: 外壁のタイルや石材をなめるように照らすことで、素材特有の陰影を強調し、重厚感を際立たせます。
安全と情緒を両立するライティング・プラン
夜間の使用頻度が高いテラスには、以下の3つのレイヤーで照明を計画しましょう。
スマートシステムによる「時間」の制御
毎日の点灯・消灯をストレスにしないために、「照度センサー + タイマー」の導入を強く推奨します。暗くなると自動で点灯し、深夜には自動で消灯する設定にしておけば、防犯効果も高まり、電気代の無駄も防げます。また、最新のシステムではスマートフォンで色温度を変えられるものもあり、食事の時は温かみのあるオレンジ色、深夜の語らいには落ち着いた低照度といった使い分けも自在です。松本の静寂な夜、ライトアップされたテラスでお気に入りのワインを傾ける。そんな贅沢な時間が、あなたの人生をより豊かなものへと導いてくれるでしょう。
9. 松本市での施工事例から学ぶデザイン
百聞は一見に如かず。理想のテラスを形にするためには、実際の施工事例から自分たちの好みに合う要素を抽出するのが近道です。松本市の景観ガイドラインや、地域の土質、気候条件をクリアしながら、高い意匠性を実現した成功事例の共通点を探りましょう。ここでは、エムズ・ファクトリーが実際に手がけた「松本ならでは」のデザインパターンを紹介します。
Case1:アルプスを望む「展望型テラス」
北アルプスを一望できる高台の立地を活かした事例です。ここでは、あえて手すりのない「オープン・スカイ・テラス」を採用しました。「視界を遮る構造物を徹底的に排除」し、床面には信州産の鉄平石を敷き詰めることで、自然との一体感を極限まで高めています。夜には周囲の暗さを活かし、最小限のフットライトだけで足元を照らし、星空を主役にする設計が施されています。
- デザインのポイント: 床の境界線を植栽でぼかし、庭がそのまま山へと続いているような錯覚を生む。
- 素材の妙: 石材の重厚さが、信州の力強い自然環境に負けない存在感を放つ。
Case2:市街地の「プライベート・コート」
住宅が密集する市街地において、外部からの視線を完全にシャットアウトしつつ、開放感を実現した中庭型テラスです。高めの目隠しフェンスと、建物の壁面を上手く利用した「コの字型」のレイアウトが特徴です。
事例から導き出される「成功の法則」
多くの事例に共通しているのは、「建物との高さ関係」と「素材の統一感」が完璧に整っている点です。室内からの視線の抜け、外から見た時のシルエット、そして10年後のメンテナンス性。これら全てを高い次元でバランスさせているテラスこそが、松本で長く愛されるエクステリアの正解です。エムズ・ファクトリーのギャラリーでは、さらに多くの「信州の庭」を紹介しています。あなたのライフスタイルを映し出す、最高の鏡となるようなデザインを、ぜひ施工事例の中から見つけてください。
10. エムズ・ファクトリー流の快適な庭作り
テラス設計の入門ガイド、最後の章は私たちの信念についてです。エムズ・ファクトリーが大切にしているのは、単に図面通りの構造物を造ることではありません。そのテラスが完成したことで、お客様の「一日の時間の使い方がどう変わるか」という体験そのものをデザインすること。それが私たちの考える快適な庭作りです。
「未完成の美」を大切にする
庭は、完成した瞬間がスタートです。特に松本の四季は、植物を驚くほど表情豊かに育ててくれます。私たちは、「お客様が自分たちの色を加えていける余白」をあえて残す設計を心がけています。
- 可変性のあるプラン: 子供の成長に合わせて砂場をテラスの一部に変えたり、将来的にピザ窯を置けるスペースをあらかじめ確保したりと、ライフステージの変化に寄り添います。
- 地元の職人による手仕事: マニュアル化された施工ではなく、松本の石をどう据えれば最も美しく見えるか、その土地の太陽をどう取り込むか、現場での対話を重視します。
- 科学的な裏付け: 意匠性だけでなく、土壌の透水性、構造計算、耐風圧強度など、目に見えない部分にこそ最新の技術と知識を注ぎ込みます。
テラスから始まる「新しい信州ライフ」
朝、テラスで深呼吸することから一日が始まり、夜、ライトアップされた庭を眺めながら静かに一日を終える。「家の中にいる時よりも、テラスにいる時の方が自分らしくいられる」。そんな風に言っていただけることが、私たちの最大の喜びです。松本という素晴らしい土地で、自然と対話し、家族の絆を深めるための「最高の居場所」。エムズ・ファクトリーは、確かな技術と溢れる情熱で、あなたの理想のテラスライフを共に形にしていきます。信州の四季を、心ゆくまで楽しみ尽くす暮らしを始めましょう。
松本の四季を慈しみ、暮らしを豊かにアップデートするテラス設計
松本市でのテラス設計において最も重要なのは、信州特有の厳しい自然環境を深く理解し、それに寄り添いながら「機能」と「美観」を高い次元で統合させることです。夏の日差しを賢く遮るシェードの活用、冬の積雪に耐えうる強固な構造、そして日々の動線を徹底的に考え抜いたレイアウト。これらをバランスよく組み合わせることで、テラスは単なる屋外空間を超え、家族の笑顔を育む「一生モノの居場所」へと昇華します。素材一つ、照明一つにまでこだわりを込めた設計は、住まいへの愛着を深め、日々の暮らしに心地よいリズムを与えてくれるでしょう。完璧なテラスは、あなたの生活を屋外へと連れ出し、信州の美しい四季を五感で楽しむ贅沢を教えてくれます。信頼できる地域のパートナーと共に、昨日までとは違う、光と風に溢れた新しい日常をここから始めてみてください。
明日から取り組める具体的なアクションとして、以下の2点を推奨します。
- 自宅の庭を窓から眺め、「どこからの風が一番心地よいか」「西日がどこまで差し込むか」を15分間じっくり観察してみる。
- 施工事例のパースを参考に、テラスに置きたいテーブルと椅子のサイズを測り、地面にビニールテープで理想の広さを描いて歩いてみる。
テラス設計に関するよくある質問
A. 耐久性とメンテナンス性で選ぶなら「タイル」、冬の足元の冷えにくさで選ぶなら「人工木デッキ」がおすすめです。
タイルは泥汚れが目立たず雪かきも楽ですが、冬場は非常に冷たくなります。人工木デッキは適度な弾力がありタイルよりは冷えにくいですが、雪解け水の排水設計がより重要になります。使用目的に合わせて最適な素材を提案します。
A. 透過率の高いパネルを選んだり、シェードを併用することで明るさを調節可能です。
完全に不透明な屋根ではなく、紫外線をカットしつつ光を通す「クリアマット」タイプのポリカパネルが人気です。また、冬場は日差しを部屋の奥まで取り込みたいという方には、屋根ではなく可動式のオーニングやシェードという選択肢もあります。
A. 主に構造物の「色彩」や「高さ」が、周囲の自然や歴史的街並みに調和するよう求められます。
派手な原色を避け、落ち着いたアースカラーの使用が推奨されます。また、高い塀で完全に閉鎖することを避け、透け感のあるフェンスや植栽を推奨する地域もあります。私たちはこれらの基準を熟知しており、法規をクリアしながら個性を出せるプランをご提案します。
A. 規模や素材によりますが、一般的なサイズ(約6畳)で50万円〜150万円程度が目安です。
屋根の有無やタイルのグレード、照明工事の範囲によって大きく変動します。まずは「一番やりたいこと」に優先順位をつけ、段階的に工事を進めることも可能です。予算内で最大の満足度を得られる「メリハリのあるプランニング」を心がけています。

「庭から始まる、 家族の新しい物語」
長野県松本市を中心に地域に根ざした外構・エクス テリアのデザイン・施工を実施。 庭を単なる 「家の 「外側」ではなく、 家族の笑顔を育み、 四季の移ろい を感じる「もう一つのリビング」 と考えています。 お客様一人ひとりのライフスタイルに寄り添い、 住まいの価値をさらに高める空間をプロデュース します。
- 会社名 :株式会社エムズファクトリー
- 創 業 :2014年4月1日
- 代表者 :百瀬 貴宏
- 会社HP:https://msfactory-garden.com/
- 所在地 :〒390-1131 長野県松本市大字今井6961-1
- 事 業 :外構工事一式、 エクステリア設計・施工、 造園、 塗装、リフォーム、 設備工事、造成工事、 害虫ブロック
NEXT
Flow
施工事例の流れ



